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1970半ばから後半にかけてGibson傘下のMaestroから発売されたフェイザーペダル。ニューヨーク州バッファローにあったNorlin Musicで製造され、開発設計にはシンセサイザーで知られるRobert Moog氏が行ったモデルです。
Moogらしさを彷彿とさせる太いフェイズサウンドで、ロータリースピーカーやUni-Vibeなどの雰囲気も醸し出している独特な揺れ方をしています。
非常に特徴的な筐体になっており所謂ON/OFFのスイッチが見当たりませんが、これはスイッチが筐体内部に設置され、筐体背面のパネル全体を押し込むことでON/OFFが切り替わる設計になっています。
正面に設置された黒いパネルでモード切替を行い、1・2モードではスピードは固定となり、VARで右側のSpeedホイールが効くようになります。
Ballsとある左側のホイールは一般的なフェイザーではFeedbackやResonanceにあたるコントロールとなり、こちらは各モード共にコントロールが効く仕様です。
IN/OUT端子はAXE=インプット、AMP=アウトプット、EXT.D.C=電源端子となり、あまりなじみのないAUX OUTはエフェクトOFF時はMuteされ、ON時にWet音が出力されますがFeedback/Resonanceの掛かり方が「AMP」アウトよりも浅く、Ballsの効きも反転し数字が小さいほうが掛かりが強くなっています。
ステレオアウトでの使用の際に隙間なくフェイズサウンドを鳴らすための設計かと思われます。
全体的に使用感が強い印象ですがそのサウンドは現行のフェイザーでは出せない唯一有無のサウンドです。
神経質な方はお控えください。
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